みなごろしのダンス

国立医学部浪人生の趣味

抗うこと

前々から思っていることがある。

「なぜ論理的なものが良いとされるのか」どこへ行っても何故か論理的なものは感情的なものより無条件に良いとされる風潮が大きく付き纏う。数学や物理などのものは、ある決まり事の上で物事を考える学問であり、そこでは感情じゃなく論理が必要なことは誰でもわかる。勿論、例えばこの式変形をする理由は何故かといった部分に感情が原因として出てくる場合も多いが、大抵の場合深く掘り下げていくと後々の為にそうする必要があるものが大半であり、根本が論理なのは変わらない。それらの学問は「ことがらを論理的に導き出す」というルールがあるのでそうしないといけないのはわかる。しかしなぜ一般のことがらも論理的なものがいいとされているのか僕にはわからない。そいつらの意見も元は「それが良い」という感情に起因するものであり、感情論を全て遠ざけるのは少し違うんじゃないか?と私は思う。「なんかやだから嫌」、「理由はわからんけどなんか良い」こういうのも真っ当な意見として受け入れて良いんじゃないか?と思う。

論理に支配された猿共、感情論も大事にしろ。